この時期は、4月の新入社員研修の打ち合わせと準備でてんてこ舞いなノビテク。
お仕事をいただけるって、本当にありがたいことです。
ありがとうございます。
一所懸命、できうる限りの力で頑張ります!!
さて、お打ち合わせの中で、最近お客様に
「厳しくしてほしい」
というご要望をいただくことが多いように感じています。
「厳しく」というのはどういうことなのでしょうか?
・挨拶の厳格化
・時間管理を徹底させる
・私語を慎ませる
・テストを実施するなどして徹底的に理解させる
・即戦力として使えるスキルをマスターするためにロープレなどを増やす
・・・などなど、会社や業界によって、
必要な厳しさが違うため、厳しさも色々な基準があると思いますし、
こういった厳しさは必要だとも思います。
しかし、さまざまな厳しさの中でも、
どうだろうか?本当に意味があるのだろうか?
と思う厳しさもあります。
例えば、
「失敗を徹底的にたたいて欲しい」
「人格・性格を変えるぐらいに厳しくしてほしい」
こういったスパルタと呼ばれる種類の厳しさです。
研修を通じて、学生から社会人への意識の切り替えという、
マインドセットはもちろん非常に大切です。
しかし、そのマインドセットの部分を、スパルタ式にしてしまうと、
「こんなにたたかれて、怒られた自分は、できない子なんだ」
「こんなにできていない自分は、現場でやっていけるだろうか」
という、苦手意識を植え付け、自信を失わせてしまうことになってしまいます。
また、そればかりだけではなく、
「怖いから(うるさいから)、今だけいい子にしとけばいいや」というような反発を生んでしまったり、
「恐怖のあまり、その時の課題をやることに必死すぎて、結局なにをやったかよくわからない」
「怖かったので、なるべく思い出したくない」
という意識すら出てきてしまう場合があります。
それって、本当に学んでいるのでしょうか?
学生時代を思い出してください。
「やれっ」と言われて、無理矢理勉強させられていたものより、
「おもしろいなぁ」と思って勉強していたものや、
「これは得意だから好きだ」と思って勉強していたものの方が、
勉強にも身が入っていたし、今でも知識として身に付いていないでしょうか?
社会人の研修もそれと一緒だと思います。
本当の学びとは、
「あ、これなら自分もやれそうだ!」
「こうやればいいんだ!わかってきたぞ」
という自信とコツと『やれる気』を自分自身でつかんでいくものだとノビテクは考えています。
財団法人日本青少年研究所が昨年実施した調査でも、
日本人の若者の自己肯定感(自信)が、米中韓の各国と比べて、
異常に低いとの結果が出ています。
「たたく厳しさ」よりも、
ノビテクの講師陣は『やれる気』を育てる厳しさ、愛情を持っています!!
今年もいっぱいのやれる気のタネを捲いて、日本中を元気にしたいと願うノビテクでした。
投稿by ノビテクBlog管理人