Webのニュースでも話題に上がっていましたが、
最近早朝に出社し夜の残業を減らす
「朝型勤務」が企業の間に広がりをみせているそうです。
仕事を効率化させ、社員の私生活の充実や、
残業代など経費の削減につなげるのが狙いとのこと。
日本企業の長年の課題である長時間労働を解決する決め手になるのでしょうか。
ひとくちに朝早く出社するといっても、皆さん、どのようにしているのでしょうか。
以下、読売新聞 10月26日(日)21時2分配信 より抜粋。
『夜も明けきらない午前4時、伊藤忠商事(東京都港区)で金属原料の事業発を担当する一ノ瀬浩さん(44)の一日が始まる。神奈川県大和市の自宅を出て始発電車に乗り、東京・北青山の職場に着いたのは、6時11分。海外の相場の状況に目を通しメールを整理すると、地下1階に下りて会社が用意した朝食をとる。バナナやおにぎりなど三つまで無料だ。
一ノ瀬さんは「時差のある北米とのやり取りに間に合うので、早朝勤務は都合がいい」と話す。部下の社員も7時過ぎに出勤した。
伊藤忠商事は5月に朝型勤務を本格導入した。対象は国内に勤務する約2600人。午後10時以降の残業を禁止する代わりに、午前5?9時の勤務に「早朝割り増し」を支給する。導入後、総合職1人あたりの1か月の時間外勤務は約4時間減り、支払う時間外手当も全体で約7%減った。「夜はだらだら残業になりがちだが、朝は集中しやすい」(伊藤忠)からだという。』
定時に仕事が終わって帰宅できれば、夕飯を家族で食べるなど
子供との時間も増えて良いという意見も多いようです。
また、プライベートの時間が増えるので、趣味にや勉強の時間にも使えますね。
このように、ただ単に企業の経費削減ということではなく、
働く人たちにとってもメリットになる点は多いようです!!
ただ、まだまだ導入している企業が少ないので、外部のお客様とやり取りする部署や
お子さんを保育園や学校に見送ってから出社される方などは、
相手の時間に合わせないといけないので、なかなか難しいかもしれません。
政府も新しい成長戦略で、仕事と生活の調和を取るために
朝型勤務の普及をうたっているようですので、
今後たくさんの方に早朝勤務が利用できるような仕組みができると嬉しいですね。
投稿by ノビテクBlog管理人