先週、株式会社ジェームス・アソシエイツの有岡義洋さんを講師にお招きして、
3時間で学ぶ「ロジカルシンキング基礎講座」を開催しました。
内容は以下の通りです。
1. ロジカルシンキングとは
2. 手法~「分け方」
3. 手法~「つなぎ方」
4. 手法~「組み立て方」
実は昨年、大阪の講師勉強会で当講座を行い、
とても好評だったので、東京でも開催したのです。
ひとことで言うなら、「受講して良かった!!」
講師の立場って結構辛いんです!
「MECE」「ロジックツリー」「マトリックス」「3C」「4P」などなど・・・。
わかっているようでわからない。使い勝手が難しい。いまさら人に訊けない。
そんな基本的なことを、この際なんでも訊いてしまおうと、
ノビテク契約講師の皆様にお声をかけて集まっていただきました。
私の参加目的は「会話の中で、相手が言っている事が理解できるようになる!」
なんともレベルの低い目標です。
だって、自分自身はロジカルシンキングから最も遠い人間と思っていたから。
「自分が活用するというよりは、
活用している人とも話がなんとなく出来るレベルでいいや」
と、そんな気分だったのです。
でもそれは大きな誤解でした。
実際に受講してみると、
意外と「知っていた!」「使っていた!」と思うところが多く、
むくむくと興味がわいてきました。
以前に、もう5~6年前の話ですが、
神田昌典著「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」を読んで、
マーケティングに興味を持ったことがあります。
その時に聞きかじった用語はバシバシ出てくるし、
普段からなにげなく使っている考え方や手法も多くある♪
たとえば、私の専門であるコーチングでは、
「チャンクアップ」「チャンクダウン」ということをします。
クライアントが抽象的な話をしていて考えが深まらないときには、
チャンクダウンして話を具体的にします。
逆に具体的な詳細部分ばかりに目がいって
「木を見て森を見ず」になっているときには、
チャンクアップしてそもそもの目的を明らかにします。
また「スライドアウト」といって
同じレベルの話をいくつも並列で出すことで
意外なアイデアが思いつく事もあります。
このようにコーチングしているときに私とクライアントは、
頭の中でロジックツリーを組み立てながら、考えをまとめていくのです。
こんなのもロジカルシンキングではないかしら?
こういうふうに自分事としてとらえさせてくれる有岡先生の教え方はさすが!!
難しい事を易しく教えてくださり感謝!
「そうか!別にロジカルシンキングって特別な世界ではないんだ!」
目からうろこでした。
でもやはり充分に使っているとはとても言いがたく、
今回習った事をこれからは日常生活でも仕事でも
「意識して」使いたいと思います。
やはりロジカルシンキングは講師には必須のスキルだな。
いや、ビジネスマンとしても必須のスキルだ!!
新人研修で取り入れる企業が多いのもうなずけました。
もっと勉強したくなりました。
ロジカルシンキング勉強会第二弾をひそかにもくろむ私です。
投稿by ノビテクBlog管理人