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第2章 部下と関わる「場・環境」をつくる【6】飲み会には自制心が不可欠

飲み会には自制心が不可欠|第2章 部下と関わる「場・環境」をつくる【6】

飲み会には自制心が不可欠

一時期、「最近の若い者は、上司と飲むことを嫌がる」と言われていました。個人主義の風潮が広まり、仕事とプライベートをきっちり分けようという考え方が一般的になっていたのです。

ところが最近(※)になって、こうした方向性に変化が現れているようです。

昔の日本企業のように社員同士が親しくつき合うことのよさが、再び見直されています。社員旅行や社内運動会を復活させている企業も増えているようですし、いわゆる「飲みニケーション」を楽しむ若手も多くなっていると感じます。

飲み会

キリン食生活文化研究所のレポート『「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する調査について』も、こうした状況を裏づけています。

新社会人の中で「会社の人との飲み会は必要だと思う」と答えた人は36.3%。「まあ必要だと思う」と答えた人を含めると、約9割が上司・同僚との飲み会に肯定的です。

※編註 2014年時点。

上司としては、部下を飲みに連れていくのは歓迎される可能性が大きいのではないでしょうか。

私も、飲みニケーションは否定しません。

ただし、やり方には注意が必要だと思います。

部下との飲みニケーションには、「お酒が入ることでリラックスでき、互いに本音で話し合うことができる」「部下との心理的な距離を縮めることができる」などのメリッ トがあるでしょう。

一方、リスクもあります。

お酒が入ることで自制がきかなくなり、傍若無人な振る舞いをしてしまいがち。その結果、部下との関係性が悪くなる危険性だってあるのです。

ある調査で嫌われる上司の特徴のひとつに「酔って人が変わる」というのがあります。お酒の力を借りて部下に説教をはじめたりしたら最悪です。

まずは、絶対にお酒に飲まれないよう気をつけましょう。酔っ払っていいのは、自宅か、気心の知れたママがいるバーで一人で飲んでいるときだけです(笑)。

また、自分の話ばかりしているという状況も、避けるべきです。

鉄則は「自分のエピソードを話すのが1、部下の話を聴くのが9」という割合。

部下は、仕事の愚痴や、ぶつかっている悩みについて話したがっているもの。それらにしっかりと耳を傾けることに集中すべきです。

社内とは違った環境であれば、本音も出てきやすいでしょう。部下に話を聴いてもらえるひとつの機会だと思ってもらえれば、上司との飲みニケーションは大歓迎です。また、上司の経験談を聴けるチャンスでもあります。先輩の経験談は、部下の育成に大いに役立ちます。

部下から話を求められることもあるでしょう。そんなときは、自慢話より失敗談の方がふさわしいでしょう。

会社にいるときに失敗談を語るのは、上司としての威厳を失わせることにつながりかねません。しかし、飲み屋であれば、マイナスの印象を与えずにすむのです。逆に、「上司にも、失敗した経験があるんだなあ」と部下を安心させる効果が期待できます。

ここでひとつ注意。

仕事の愚痴や会社への文句は、口が裂けても話してはいけません。

口にチャック 言わない

部下はあなたに、「将来の自分」を見ています。もし、上司が愚痴ばかりこぼしているとしたら、部下は会社人生に対する希望を失ってしまうでしょう。

あなたは、部下のロールモデルを務めなければなりません。部下に成長して欲しいのであれば、仕事の楽しさや、未来への希望・夢を語りましょう。

「いい上司」は、メリハリのある振る舞いができます。

会社では、ときに厳しい部分も見せながら、部下のいいところを上手に引き出す。逆に飲み会では、ときに失敗談を語って親しみやすい部分も見せる。そうした意識を持てば、部下から「あの人と一緒に飲みたい!」と思われる上司になれるでしょう。

POINT 飲み会の席では自慢話と愚痴は言わない

 

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言動一致の姿勢を見せる
第3章 部下に上司の「姿勢」を見せる【1】

 

この記事は、2014年発刊の大林伸安・著である書籍「目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと (アスカビジネス) 」を基に、メールマガジン「ノビテク通信」向けに再編集、配信した「目標達成し続けるリーダーの「部下」を育てる7つの基本」です。内容や名称、肩書きなどは当時のままとなっておりますことご了承ください。

著者:大林伸安(おおばやしのぶやす)

大林伸安

株式会社ノビテク 代表取締役
教育担当者支援マガジン NOBETECH MAGAZINE 発行人
英国国立ウェールズ大学大学院経営学修士(MBA) 、アクションラーニング学習コーチ。

教育研修事業、講演事業、情報発信事業など人材育成に関わる事業を展開する。日本一の規模の研修実施プロジェクトを講師側総責任者としてプロデュースし、完遂させた実績を持つ。競合会社の経営者が集う「研修業界経営者サミット」では、業界のリーダーたちと研修業界の未来を一緒に考える。

著書:
『仕事が楽しくなる!25のルール』 ダイヤモンド社
『目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」 に変える7つのこと』 明日香出版

大林伸安の講師プロフィール

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