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OJTトレーナーに向く人、向かない人-OJTトレーナーの選定と育成-

OJTトレーナーに向く人、向かない人
-OJTトレーナーの選定と育成-

OJT(On-the-Job Training)とは?

On-the-Job Training(OJT)は、実務を通じた人材育成手法です。OJTの成功には、適任のトレーナーを選定し、育成することが欠かせません。本記事では、OJTトレーナーに求められる資質と選定のポイント、さらには事前教育の重要性について解説します。

OJTに関与する役割

5人のビジネスパーソン
  • トレーニー(指導を受ける人・新人)
  • トレーナー(指導を行う人)
  • メンター
  • 上司
  • 人材育成担当者

トレーニーを中心に、これらの役割が連携してOJTの体制を築きます。その中で、最も重要な役割の1つが「OJTトレーナー」です。このガイドでは、OJTトレーナーに必要な資質、向いている人の特徴、向かない人の特徴について詳しく解説します。

OJTトレーナーに向く人の特徴・資質

指導をしている女性と指導を受けている男性

OJTトレーナーには、以下のような資質が求められます。

業務に習熟していること

自らの業務を熟知し、標準的なプロセスを理解していることが前提条件です。

指導力があること

分かりやすい説明、適切な助言、励ましができることが大切です。

教えることへの意欲があること

トレーニーの成長を喜び、時間を惜しまず指導にあたることができることが必要です。

トレーニーに寄り添えること

一人ひとりのペースに合わせ、丁寧に関わることができる寛容性が求められます。

OJTトレーナーに向かない特徴 – 研修で克服可能な課題

困っている男性と女性

OJTトレーナーを務める上で、以下のような特徴が課題になる可能性があります。ただし、研修を通じて改善できるポイントでもあります。

業務に不慣れである

自身の業務をより深く理解することで、トレーニーへの指導力が向上するでしょう。

業務の流れを十分に把握していない

業務のマクロな流れを学ぶことで、トレーニーへの業務指導を充実させることができます。

自分の指導方法に固執する

さまざまな指導法を学び、トレーニーの個性に合わせて指導する柔軟性を身につけることが大切です。

自身の業務に多忙である

時間管理を見直し、トレーニーの指導に必要な時間を確保する工夫が必要不可欠です。

上手く対応すれば、これらの課題は改善可能です。例えば、業務の標準化研修やマネジメント研修を通じて、トレーナーとしての資質は磨くことができるのです。

これらの特徴は、OJTトレーナーを選定する際に考慮すべきポイントです。

実際の選定基準として、以下の条件が挙げられます。

トレーナーの適任条件

適任者を探す
  • トレーニング内容に精通している。
  • トレーニーと同じ職場や業務に携わっている。
  • トレーニーよりも豊富な職場経験がある。
  • 業務の配分を柔軟に行える。
  • 効果的な指導力を持っている。

これらの条件を考慮して、具体的には以下の人々がトレーナーとして適しています。

トレーナーの適任者(実現可能性が高い順)

先輩、上司、講師のイメージ

1.職場のベテラン社員(先輩)

利点:業務知識が豊富。
欠点:指導力にバラつきがある可能性。

2.部門のリーダーやマネージャー

利点:マネジメントと指導を両立可能。業務配分が可能。
欠点:育成に時間を割くため、自身の業務が停止すると後工程にも影響が大きい。

3.人事部門の社内トレーナー

利点:均一な教育が実現可能。
欠点:トレーニング専任の人員が必要。

アルバイト雇用や店舗運営が主な企業では、定期的な人材採用と流動があるため、特定の社内トレーナーを配置するケースがあります。一方で、その他の企業ではリーダーや先輩社員がトレーナーとなることが多いようです。

こうした背景のもと、職場の若手・ベテラン社員(先輩)をトレーナーに指名してOJTを行う状況が多数と考えられ、それが故に「問題のあるOJT」が発生しやすい恐れがあります。

これらはできることならば避けたい要因です。特に経験の浅い若手社員にトレーナーの役割を任せる場合、事前準備と教育が不可欠です。

OJTの事前準備と教育のポイント

説明会
  • 事前説明会の実施
  • 指導内容と期待成果の共有
  • 業務フローの確認を支援するフローチャートの提供
  • 役割と業務の整理
  • 教育方法(ティーチングとコーチングの違い)の説明
  • ハラスメント対応の基本セミナーの実施

こうした事前準備と教育により、経験の浅い人でもOJTトレーナーとして役割を果たす能力を向上させることができます。

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    投稿by 株式会社ノビテク編集者
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