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お悩みQ&A チームビルディングって何?

チームビルディングで何ができる?|お悩みQ&A

チームビルディング でビジョン&GOALを目指す!

チームビルディング研修のご要望を多く頂く研修会社のノビテクです。ご要望の現状を省みて、改めて「チームビルディング」とは何か?どんな成果が得られるのか?そんな疑問を、研修講師としても活躍する人材育成プロデューサーの遥美香子講師に答えていただきました。

[ 目次 ]

  1. チームビルディング研修ではどんなことができる?
  2. 「プレゼンテーション研修」と化したケース
  3. 「接客スキル向上プロジェクト」と化したケース
  4. 様々な研修が結果的にチームビルディングに通じる
  5. ニーズから研修をカスタマイズ

 

チームビルディング 研修ではどんなことができる?

「チームビルディング を目指していますが、研修ではどんなことができますか?」

企業内で人材教育に携わる方から、このような相談を受けることがよくあります。
それだけ企業では、チーム力の向上が常に課題であり、かつ「チームビルディング」という名称自体が企業に浸透しているという証なのでしょう。

チームビルディングとは

「チームビルディング」の本来の意味は、チームとして構成された各々の能力をフルに生かし、全員が一丸となって目標へ向かっていくこと。しかしながら、「チームビルディング」と一口に言っても、チーム・ビルディング自体に求めているイメージは、人によって範囲がとても広いと感じることが多々あります。

チームビルディングのイメージは広い

例えば、チームビルディング研修を検討されている方へ、そもそもの理由を伺ってみると、「まずは、社員同士が仲良くなる日にしたい」から、「社運を賭けた大プロジェクトのチームが、ゴールまで結束して進める航海図を作りたいんです!」という壮大なレベルまで、頭の中に描いている「チームビルディング」像は三者三様。当然のことながら、依頼された側の私が提案する「チームビルディング研修」なるものも、ひとつの型にあてはめられることはなく、相談内容によって研修名が変わることも珍しくはありません。

チームビルディングの先にあるゴール

当初の依頼が「チームビルディング」だとしても、研修実施時には「プレゼンテーション研修」であったり、「ロジカルシンキング研修」であったり、「ブランド構築研修」になることも。

多店舗展開企業ならば、「接客スキル向上プロジェクト」とする年間プロジェクトとして長期にわたる施策を行ったケースもあります。理由は、チームビルディングの先にあるゴールに辿り着くために、改善事項へアプローチできる研修プログラムを優先するからです。

ここでは事例として、チームビルディングを希望された中から、結果として別名(チームビルディングではない名称)で実施された2つの研修ケースを取り上げてみましょう。

「プレゼンテーション研修」と化したケース

  • 当初のご相談

    チーム・ビルディングで20代社員の親睦を深めたい。チームとして組織を活性化させていく感覚をもってほしい。先輩後輩の垣根を越えてアイディアを出し合えるような社員に育ってほしい。

  • 現状不足していること

    若手社員の発信力が足りない。積極的に発言、自主提案する社員が多くはない。いたとしても毎回同じ人材である。先輩社員に遠慮しているようにも思える。

  • 提案の背景と意図

    日常の業務の中で、自主提案に遠慮している社員が、親睦会のような研修を実施したとしても、即積極的に自主提案する社員に変身…となることはありえません。ロボットならば、専用回路をインストールすればできるでしょうが、生身の人間はそうはいきません。
    このケースの場合、遠慮しがちな社員にも、「発信」「提案」をするようになってほしいということが最大のニーズ。それならば、研修という名目を利用して、研修自体を「発信」「提案」の場とし、普段はなかなか踏み出せないでいた社員がチーム編成をして、課されたテーマに対する「発信」「提案」を経験する。そのプロセスを、チームで学び、チームで実践していく。「発信」「提案」のために行うことは、「プレゼンテーション」のスキルが中心なので、名称は「プレゼンテーション研修」に。実施日数は企業様によって異なりますが、大抵は2~3日間。

  • 結果

    ひとつの課題をチームで解決に向かって進んでいき、ラストにチーム・プレゼン。最終日には各チームの一体感が生まれ、個人としての「発信」「提案」の基礎力が向上しました。

「接客スキル向上プロジェクト」と化したケース

  • 当初のご相談

    チームビルディングで、店舗スタッフの意識改革を行ってほしい。店長を始めとする接客スタッフの仕事への意欲や意識がバラバラである。接客研修で同じことを教えても、そのとおり行うスタッフもいれば、覚えようとしないスタッフもいる。なんとしてでも、店舗毎にチームとしての一体感を作り、向上意識をもってもらいたい。

  • 現状不足していること

    仕事はもちろん、会社に対して愛着も誇りも感じられない。出勤シフトがコントロールできない(休日や時間差出勤の譲り合いがない)。全体的に接客スタイルが雑である。

  • 提案の背景と意図

    こちらは、接客研修やクレーム研修など、各課題に気がついた時点で研修を行ってこられたものの、一向に変化が無く、次に打つ手は「チームビルディングなのか…」と思われたというケース。
    ニーズは「店舗におけるチームとしての一体感」「スタッフの仕事への向上意識」と明確ではありますが、改善事項は根深いものと捉え、まずは原因究明のために店舗調査を実施しました。その結果、スタッフ間の指導力不足、さらに商品やブランドに対する教育不足…ということが判明。そこで提案したのは、歴史とブランド力のある企業の一員としての自覚、誇りを持つことから始まる長期間のスタッフ教育プロジェクトです。

  • 結果

    初めに、社会においてブランドとはどのような位置づけで、ブランドを扱う価値とはどのようなものなのか。それらの意識を構築した上で、ブランドを社会へ送り出す組織の一員=ブランド・チームであること、ブランドをお客様へ提供する接客スタイル等、「ブランドパワー」を軸とした複数のカリキュラムを構成し、年間プロジェクトを実施。数か月~半年ほど経過後、出勤シフトがコントロールできるようになった、クレーム数の減少、スタッフ間のモチベーションが上がっている!との報告が各店舗から寄せられました。

様々な研修が結果的にチームビルディングに通じる

以上、実施された中での一部のみですが、いずれも始まりは「チームビルディング」のご相談から発展したケース。言いかえれば、名称は変わっていても、裏コンセプトは、チームで目標へ向かって進んでいく「チームビルディング」そのものです。

「チームを活性化させたい!」
「新しいチームをどうやってまとめていけばいいのか…」
「なれ合ってしまってチームの意識が低下していく一方だな…」

「で、何をどうすれば??」

と思われたら、まずはこちらへボールを投げてみてください。
人材育成における“チーム”として準備を整えています。
共にキック・オフ、そしてGOALを目指しましょう!

遥美香子/人材育成プロデューサー

ニーズから研修をカスタマイズ

ノビテクではお客様のご要望をヒアリングし、真のニーズを汲んだ研修を講師と共にカスタマイズしてご提供いたします。

本記事でご紹介したケースのように「チームビルディング」のコンセプト持たせながら多様な研修をご提案させていただきます。「チームビルディングを目的にしているけれど、何をしたらよいのかわからない」とお考えの場合も、まずはお気軽にノビテクにご相談ください。
もちろん、チームビルディング研修もございます。

投稿by 株式会社ノビテク編集部
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