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お悩みQ&A ご教授、ご教示 どう違う?

「ご教授」と「ご教示」の意味は一緒??|お悩みQ&A

Q:「ご教授ください」や「ご教示ください」の意味や決まりは?

5月も終わり、職場の雰囲気にもようやく慣れてきた、新人(男)です。

先日、お客様へのメール文を作成して、先輩に確認してもらったところ、「お教えください」という文を、「ご教授ください」や「ご教示ください」の方が好ましいとアドバイスをもらいました。

「ご教授ください」や「ご教示ください」の方が、確かにより丁寧でビジネスっぽい感じがして、自分でも使っていこうと思うのですが、どちらの言葉を使ったらいいのでしょうか。どちらも同じ意味なので、特に決まりはないのでしょうか。

A:「ご教示ください」は普段のビジネスシーンで、「ご教授ください」は学問や専門家へ尋ねるときに。

こんにちは。
いよいよ本格的に現場でのお仕事、頑張っていらっしゃるようですね。

さて、ご質問に回答いたしますね。

「教えてください」確かにこの言葉でもダメという訳ではないのですが、先輩のご指摘どおり、「ご教授ください」や「ご教示ください」の方が、ビジネス文章としてはより好ましいでしょう。

中には意味を深く知らずに使っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2つの言葉は全く同じ意味ではありません。文章の意味の違いに応じて、適切に使い分けることが必要なのです。

辞書(デジタル大辞泉)で調べると・・・主に以下のようにでてきます。

■教授する
  学問や技芸を教え授けること。

■教示する
  おしえしめすこと。

つまり、普段のビジネスシーンで使用する「教えてください」の意味に近いのは、「ご教示ください」ではないでしょうか。「ご教授ください」は専門家などに尋ねる場合に使用するとより丁寧な表現になると思います。

是非、こういった細かい日本語の表現に目を向けて、日々のビジネス活動に役立ててください。

 

(この内容は、2014.06.03に公開された内容を再掲しました。)

投稿by 株式会社ノビテク編集部
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