facilitator

やれる気講師

'やれる気'を醸成し'行動'を促します

講師紹介

有岡 義洋

ノビテクの『やれる気講師』の有岡 義洋講師を紹介します!
有岡 義洋


プロフィール
大手商社に入社後、建設関係業務において海外勤務を経験する。その後、貴金属分析を行う企業において経営管理室兼 海外営業部長を務める。中小企業診断士として独立後は、経営幹部研修や環境経営コンサルティングとして、ISO取得支援、新規事業の支援コンサルティングなどを行う。



仕事をすることの素晴らしさ

研修では、いつも自分自身の体験談に基づき、受講者が仕事の意義や、やりがいを考えるような問題提起を心がけ、実行しています。その日々において、受講者の意識を変えたお話をご紹介します。


あるコーヒーショップチェーンの店長や、店舗コンサルタントなどの管理職向け研修を担当していたときのことです。私は研修の締めくくりに、こんなことをお伝えしました。
「皆さんの仕事は、アフリカで貧困に苦しむ人たちを救うのです。彼らのためにも、是非、事業を成長発展させて下さい。」
受講者の皆さんは、一瞬驚いた様子でじっとこちらを見入っていました。毎日、毎日、売り上げ目標の達成を至上命題とし、激務に疲弊しながら、懸命に試行錯誤しながら、業務へ取り組んでいる人たちですから、驚くのも当然でしょう。


昨今は、価格高騰のコーヒー豆も、生産国であるアフリカを始めとする他の途上国の収入は、その2000分の1ほどと言われ、流通過程において欧州商社が事業収益の大半を吸収してしまいます。
10数年前まで総合商社でアフリカ向け機械輸出を担当していた私は、何度も当地へ出張し、その貧困ぶりを目の当たりにしてきました。町中は物乞いがあふれ、子供たちが、外国人へ新聞やくつ磨きの業務を売り込んできます。


そんな世界の中でも最貧国の一つである、エチオピアへ頻繁に出張していた私は、彼らの気品の高さ(アフリカで唯一独立国を維持した誇りを持っています)や、優しい気遣いにほれ込んでいました。しかし現実は、収益源になる産業がほとんどなく、唯一の産業がコーヒー栽培なのです。
そんな彼らの願いは、「コーヒー豆をもっと高く買ってくれ!」でした。
「俺たちの希望は、2000分の1をせめて2000分の4か5にしてくれという程度なんだ。それで子供が学校に行かせられる。物乞いをしたり靴磨きをさせたりしなくてすむんだ!」
2000分の1から2000分の4か5。この数字は、コーヒー1杯300円として、それは1円程度のことです。


コーヒー産業が発展して需要が伸び、流通も改革が進んで生産国の彼らが1杯1円の収入増を享受できれば、それで子供たちを学校へ行かせられるというのです。


「君たちの仕事はアフリカの子供たちを救えるんだ」
受講者らの驚いた表情が、意を決したような力のこもった表情になりました。
受講後のアンケートでは「仕事の素晴らしさが分かった。」「アフリカの話に感動した。」というコメントが多数寄せられました。


研修を通じて、私が最も伝えたいメッセージは「仕事の素晴らしさを再発見しよう!」ということです。
誰のためにもならない仕事なんてありえない。「誰の、何のために仕事をしているのか」、これが明確になったときの成果・パフォーマンスは、合理的に設定された業務目標をはるかに超えていくことでしょう。
その成長発展を、企業は是非とも地球のため、未来のために投資して欲しいと心より願って、日々コンサルティング・研修を推進しています。


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