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やれる気講師

'やれる気'を醸成し'行動'を促します

講師紹介

内山 厳

ノビテクの『やれる気講師』の内山 厳講師を紹介します!

内山 厳

プロフィール
大学在学中より映像を中心とした俳優活動を始め、卒業後の95年に初舞台、03年に初演出。また、ニューヨークとロンドンで、 本格的に演技技術を学ぶ。 現在は、表現力・伝達力の独自の理論を基に、プレゼンテーションやコミュニケーションなどの研修を手がけている。


『言葉の影響力』

研修講師は言葉を使う職業です。そして、その言葉は借り物ではなく、 自分自身の体験から出てくる鮮明なイメージが相手に届く必要があると信じます。そこで、私が影響を受けたシンプルな言葉を集めてみました。

「ここは間違いの存在しない安全な場所です」

私は講師としては変り種で、主に英米の俳優トレーニングを本格的に受けています。これは、私が初めて真っ当なトレーニングを受けた際の、 あるイギリス人演出家の発言です。これほどシンプルな表現で、これほどの衝撃を受けたことは、後にも先にもありません。 人前で何かを表現しなくてはならない人間にとって、安全性の担保は全てのものに優先します。そして、彼の言葉は続きます。
「演出家にとって俳優の鼻を折るのは訳ない。演技を徹底的に批判すればよいのだから。しかし、得るものは何もない」
間違いを指摘されない安全地帯にいる我々は、どんどんクリエイティブになっていきました。俳優としてのキャリアや能力に関わらず、誰からも、 どのカリキュラムからも、それぞれが大きな影響を受けることができたのです。まさに協調学習です。

「じゃあ、どうすればできるんだ」

これは、私が外部の人間として関わったプロジェクト・ミーティングでの、ある社長の発言です。 私は企画内容とその発案者である中心人物の能力にかなり疑問を持っていて、大やけどをしないようにと、 動き始めてしまったプロジェクトをどこに着地させるかについて考えていました。そして、 その社長にこの企画が如何に不十分で成功の見込みが低いかを力説しました。しかし、その説明の半分も終わらないうちに、 冷静な声で上記の言葉があったのです。たった一言ではありましたが、私は目が覚めました。避けて通る言い訳を考えるよりも、 成功させるための諸条件を考えた方がどれだけ生産的であるのか、普段大きなことを言っている自分が恥ずかしくなったことを鮮明に覚えています。

「正しい方法で、正しい期間、トレーニングを積めば、ある程度のレベルまでは必ず到達する」

これは、あるスポーツ指導者の発言です。中学時代からバスケットボールを始め、一時期、高校生の指導もしていた私は、 この言葉で人を育てるシステムに関心を持つようになりました。たしかに、特別な体格や運動能力の選手が集まっていなくても、 指導者が変わるだけでチーム力が大幅に上がる例はいくつも見てきました。また私の周囲で、オリンピック選手に出会ったことはないが、 インターハイ、インカレ、国体レベルの選手には、よく出会うし、彼らはごく普通の人です。ある領域の熟達化には、 それ相応の時間が必要であることは知られていますが、環境を最適化すれば、誰でもかなりのレベルになることは、私の信条となりました。

このように、人から影響を受けた言葉を挙げてみると、自分は周囲に影響を与える言葉を残しているのか気になるところではありますが、 一度忘れられないフィードバックをもらったことがあります。それは学生時代の友人からもらった手紙です。卒業後5年くらい経っていました。
「あのときの内山の言葉がなければ今の自分はないだろう、お前は覚えていないだろうが」
私は彼に何かを言ったようです。彼の推察どおり、まったく記憶になく、未だに、彼から私が何を言ったのか教えてもらっていません。 無意識で発する言葉にこそ、大きな意味が宿っているのかもしれません。

 

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